防塵塗装とは?塗料の種類による違いも解説!

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工場や倉庫の床に「ホコリが多く清掃してもすぐに汚れる」「製品にホコリや粉塵が付着して品質に影響する」といった悩みを抱えていませんか?そんな問題を根本から解決できるのが「防塵塗装」です。この記事では、防塵塗装とはどんなものか、種類、施工の流れ、そしてメンテナンスのポイントまでを詳しく解説します。この記事を読めば、防塵塗装がどのような効果を発揮し、どんな場所に向いているのかを知っていただけるかと思います。工場・倉庫における施設管理でお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

 

防塵塗装とは?

防塵塗装とは、コンクリート床などから発生する細かなホコリ・チリを防ぐための塗装工事です。床面に専用の防塵塗料を塗ることで、表面を硬化させ、粉塵の舞い上がりを抑えます。工場や倉庫などでは、フォークリフトの走行や人の出入りが多く、コンクリート表面が摩耗して粉塵が発生しやすい環境にあります。この粉塵が製品や機械に付着すると、不良品の発生や設備トラブルの原因になることもあります。防塵塗装は、そのようなリスクを防ぎ、清潔で安全な作業環境を維持するために欠かせない施工なのです。

 

防塵塗装が選ばれる理由

防塵塗装の一番の特徴は、低コストで施工できる点です。 一般的な防塵塗装なら、1㎡あたり2,000円〜3,500円程度で施工可能です(下地の状態や塗料の種類により変動)。 また、施工後は清掃がしやすくなり、床の見た目も美しく保てます。防塵塗装を施工することで、作業環境を整えるだけでなく、清掃の手間の圧縮等で生産性向上も期待できます。

また、防塵塗装を行うことでコンクリート床がコーティングされ、油や汚れが染み込みにくくなります。コンクリートが露出したままで汚れが染み込んでしまうと除去するのは難しく、食品等酸性の汚れはコンクリートを傷めます。それを防ぐためにも防塵塗装はとても有効です。

 

防塵塗装の種類と特徴

防塵塗装にはいくつかの種類があり、用途や環境に応じて選ぶことが重要です。 ここでは工場・倉庫で実際に多く採用されている代表的な3種類の防塵塗料を紹介します。

 

① アクリル系防塵塗装

アクリル系は、最も手軽でコストパフォーマンスの高い防塵塗装です。 乾燥が早く、施工期間が短いため、稼働中の工場でも一時的な停止で工事が完了します。 ただし、耐久性はやや低く、フォークリフトが頻繁に走行する場所では数年ごとの再塗装が必要になることがあります。

 

② エポキシ系防塵塗装

エポキシ系は耐久性・耐薬品性に優れており、製造業や食品工場などで多く採用されています。アクリル・エポキシに比べ塗膜が非常に強固です。ツヤがあり、美観性にも優れるため、明るく清潔な印象を与える効果があります。 ただし、紫外線に弱いため、屋外ではなく屋内での使用に向いています。

 

③ ウレタン系防塵塗装

ウレタン系は耐摩耗性が高く、フォークリフトや重機が頻繁に通るエリアに最適です。 柔軟性があるためひび割れに強く、多少の下地の動きにも追従します。 耐候性も高く、半屋外の倉庫出入口などにも適しています。

 

塗料の種類ごとの特徴は上記の通りですが、そのほか、同じ塗料でも工法によって性能が変わります。厚膜、防滑、帯電防止など、機能性を良くする工法もあります。

 

防塵塗装の施工手順とメンテナンス方法

防塵塗装は、ただ塗るだけでは効果を十分に発揮できません。 適切な下地処理と塗装工程を経ることで、耐久性と美観を長期間維持できます。

施工の流れ

1.下地研磨

コンクリート表面を研磨し、油分・汚れ・古い塗膜を除去します。

2.下地補修

ひび割れや欠け、凹凸がある部分を樹脂モルタルなどで補修します。

3.プライマー塗布

密着性を高めるための下塗りを行います。

4.中塗り・上塗り

防塵塗料を2〜3回塗り重ね、膜厚を確保します。

5.乾燥・養生

乾燥時間は塗料によって大きく異なりますが、概ね24時間〜48時間の乾燥を経て完成です。 施工面積や塗料によって変動しますが、通常は2〜3日で完了します。

 

メンテナンスのポイント

防塵塗装は、適切なメンテナンスで10年以上の耐久性を保つことが可能です。 定期的な清掃を行い、傷や剥がれを早期に補修することで、床全体の寿命を延ばせます。特にフォークリフトの走行経路は摩耗が早いため、3〜5年ごとに点検を行うことをおすすめします。

また、塗料の性能以上のストレスが加わると、当然劣化が早まります。例えば耐熱50℃までの塗床材に100℃のお湯を流していれば、変形して割れや膨れの原因になります。熱の出る機器の配置替えなどをする場合には、そこの床の材料が耐えられるか注意しておくと、劣化させずに済みます。

 

岐阜県・愛知県で防塵塗装を行うなら後藤塗装へ

岐阜県・愛知県では、工場・倉庫・老健施設(厨房)など、さまざまな現場で防塵塗装の需要が高まっています。 後藤塗装では、現場の使用環境に合わせた最適な塗料選定と、長年の施工経験に基づく確実な仕上がりをお約束します。 現地調査からお見積りまでは無料で対応しており、作業停止時間を最小限に抑えた施工計画もご提案可能です。「どの塗料が合うかわからない」「施工時期を調整したい」など、どんなご相談でもお気軽にお問い合わせください。

 

まとめ

防塵塗装は、工場や倉庫のコンクリート床の粉塵トラブルを解消し、清潔で安全な作業環境を実現する工事です。塗床は特に環境や用途に合わせた材料の選定が成功のカギとなります。また、定期的なメンテナンスを行うことで、美観と耐久性を長く維持できます。岐阜県・愛知県で工場・倉庫・老健施設の施設管理についてお悩みの方は是非この記事を参考にしていただければと思います!後藤塗装では、塗装工事から塗床工事、雨漏り補修、部分補修など様々なお悩みに対応しております。

 

導入にあたって、気になるポイントを詳しく解説します!

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Questionよくあるご質問

建物の大きさにもよりますが、大規模修繕の場合2~3カ月、小工事の場合2~3週間ほどになります。

現地調査→見積作成→色決め等考慮すると、1カ月程度になります。

基本的には可能です。どうしても業務に支障が出る場合には、可能な限り支障が少なく済むよう対応をさせていただきます。

品質保証体制を確立しているため基本的には必要ありません。
足場解体前、気になる点があれば都度確認していただきます。

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