困った工場の雨漏り、どう直す?原因から業者選びのポイントまでご紹介!
いつも後藤塗装のスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。近年ゲリラ豪雨や長雨が多く、雨漏りの被害が深刻です。弊社でも今年は「突然雨漏りしだした」「元々ちょっとした雨漏りが気になっていた部分が、豪雨で激しく雨漏りしてべたべたになってしまった」というお問い合わせを複数件いただいております。工場や倉庫で突然の雨漏りが発生すると、製品や設備への被害が心配になり、慌てて修繕方法を探す方も多いのではないでしょうか。
この記事では「工場の雨漏り修繕」をテーマに、雨漏りの原因や修繕の流れ、業者選びのポイントを解説します。読み進めていただくことで、修繕を検討する際の具体的な手順や注意点がわかります。工場・倉庫における施設管理でお悩みの方はぜひ最後まで読んでみてください!
工場の雨漏り、原因はどこ?
雨漏り修繕を怠ると、内部の鉄骨や天井、仕上げ材(壁紙など)、及び配線に影響を及ぼし、修繕コストが数百万円規模になるケースもあります。そのため原因を把握し、早めに対処することが重要です。
屋根材や防水層の劣化
築20年以上経過した工場では、屋根材の錆びやひび割れ、屋根を固定しているボルトの劣化が雨漏りの主な原因になります。波型スレート屋根は細かなひびが入り、豪雨の際に工場内部に水が侵入するといったことがよく起こります。また防水層のある屋上、屋根では、防水層は劣化しても目視では気づきにくく、定期点検が欠かせません。
排水設備の詰まり
屋上の排水溝や樋等の排水設備に落ち葉や土砂が溜まると、排水不良から屋根に水が溜まって雨漏りが発生する場合があります。特に梅雨や秋の落葉シーズンは詰まりやすく、清掃やメンテナンスが不十分だと屋根から室内へ水が入ってきます。
外壁やシーリングの劣化
外壁のひび割れやシーリング材の劣化も雨漏りに繋がります。シーリング材は経年劣化でひび割れてきたり、痩せてきたりしますが、その隙間から水が入ってくるので定期的な打ち直しが必要です。
工場の雨漏り修繕の流れ
工場や倉庫の雨漏り修繕の、調査から施工までの流れをご紹介します。
現地調査と診断
修繕の第一歩は現地調査です。目視検査や、赤外線カメラ、散水試験を行い、雨漏り箇所を特定します。ここで正確な診断ができないと雨漏りが何度も再発することになるので、とても重要な工程です。
修繕計画の立案
調査結果を基に、部分補修か全面補修かを決定します。例えば、屋根の一部のひび割れならそこだけを補修して数十万円の費用で済む場合がありますが、屋根全面の劣化が進んでいる場合は屋根の葺き替えやカバー工法などの大規模修繕が必要です。修繕計画では工場稼働への影響や近隣への影響を考慮しながら、費用や使用材料、工法、工期などを検討します。
工事の実施と確認
修繕工事は工場の稼働に支障がないタイミングで実施します。一部の工程は天気によって施工できないこともあるため、工期が多少ずれることがありますので注意が必要です。工事完了後には散水試験を行うか、雨の日に再発していないことを確認します。
岐阜県・愛知県で工場の雨漏り修繕業者を選ぶポイント
雨漏り修繕は専門性が高いため、業者選びが成功の鍵を握ります。信頼できる業者を選ぶことで、長期的に安心できる施設管理に繋がります。
工場や倉庫の施工実績があるか
住宅向けの修繕と工場向けの修繕は大きく異なります。岐阜県・愛知県で工場の雨漏り修繕実績を持つ業者を選ぶことで、工場特有の鉄骨構造や大型屋根に対応できます。
アフターフォロー体制の有無
修繕後に定期点検や保証を提供しているかを確認することが重要です。後藤塗装でも、万一の再発の際にはしっかりと原因の特定・修繕工事の対応をしています。
費用と見積もりの透明性
見積もりに「足場代」「使用材料」「廃材処分費」などが明記されているかを確認しましょう。岐阜県・愛知県内の相場は部分補修で30万円前後、全面補修で300万円以上かかるケースもあります。費用を比較しつつ、現状に合った提案をしてくれる業者を選ぶと安心です。
まとめ
岐阜県・愛知県の工場や倉庫で雨漏り修繕を行う際は、原因を正しく特定し、計画的に修繕を進めることが大切です。屋根材の劣化、排水設備の詰まり、シーリングの損傷など、早期に発見することで修繕のコストを抑えられます。また、工場・倉庫に強い修繕業者を選ぶことが再発防止につながります。
岐阜県・愛知県で工場・倉庫の施設管理についてお悩みの方は是非この記事を参考にしていただければと思います!
後藤塗装では、工場・倉庫・老健施設の塗装工事から塗床工事、雨漏り補修、部分補修など様々なお悩みに対応しております。