エイジフレンドリー補助金とは?塗床や手摺の設置をお得に施工

いつも後藤塗装のコラムをご覧いただきありがとうございます。今回は補助金を利用したお得な工事のご紹介です。

「塗床工事に補助金って使えるの?」「工場や倉庫の安全対策にかかる費用を抑えたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。そんなお悩みを解決する方法として注目されているのが、「エイジフレンドリー補助金」です。

この記事ではエイジフレンドリー補助金の概要と、実際に塗床や手摺の設置などに補助金を活用するための方法を詳しく解説します。補助率や申請のポイント、対象となる設備についても具体例を交えながらご紹介します。

本記事で「エイジフレンドリー補助金を活用して、いかにお得に安全性を高める工事ができるか」をお伝えできればと思います。工場・倉庫における施設管理でお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

エイジフレンドリー補助金の概要

エイジフレンドリー補助金とは、高年齢労働者が安心・安全に働ける職場づくりを目的とし、厚生労働省が実施している補助制度です。60歳以上の従業員が業務を行っている作業場所に対して、転倒防止や作業負荷軽減のための施設・設備投資費用を一部助成するものです。工場や倉庫では、経年劣化による床の滑りや段差、重量物の持ち運びに伴う危険などが日常的に存在します。そうしたリスクを減らすために、塗床による滑り止め施工や、手摺の設置などが奨励されています。補助率は原則として費用の1/2(上限100万円)で、以下の条件を満たせば申請することができます。

・1年以上事業を実施していること

・60歳以上の従業員が常時1名以上就労していること

・高年齢労働者が対策を行う作業に就いていること

・対象となる中小企業事業者であること(労働者数・資本金の条件があります。詳しくは厚生労働省:「令和7年度エイジフレンドリー補助金」のご案内(リーフレット)の5ページをご覧ください。)

 

「エイジフレンドリー補助金」が注目される理由

岐阜県内の工場や倉庫は、多くが創業から年数が経っており、床の傷みや安全性の低下が課題となっています。しかし工事費用は決して安くなく、躊躇している事業者も少なくありません。そこで注目されるのが「エイジフレンドリー補助金」です。この補助金を利用することで、塗床工事のコストを大幅に削減できます。結果として、安全性を高めながらも費用負担を抑えることが可能になります。

 

エイジフレンドリー補助金の「職場環境改善コース」で塗床工事をお得に!

エイジフレンドリー補助金にはいくつかのコースがありますが、中でも「職場環境改善コース」は、工場や倉庫の改修に最も適したコースです。滑りやすい床の塗り替え、段差解消などが対象になっており、非常に実用的です。

対象となる工事の具体例

対象となる転倒・墜落災害防止対策工事の具体例には、以下のようなものがあります。

・滑りやすくなった工場の通路に、防滑性の塗床を施工する

・段差の多いエリアをフラット化する(作業床や通路のつまずき防止対策)

・グレーチングを防滑のものに変える

・階段踏み面への防滑塗装

・階段への手すりの設置

このように、高齢者のためだけでなく従業員全体が働きやすくなる工事が多数対象になっています。特に塗床工事は弊社でも多数実績がありますので、お困りの際にはぜひご相談ください。 ⇒後藤塗装の塗床工事メニューはこちら

その他にも、高齢労働者が働きやすくなるような備品の導入、熱中症対策機器の導入等も補助金の対象になっています。

 

補助金申請の流れと注意点

補助金の申請は、基本的に「事前申請方式」となっています。つまり、工事を始める前に書類を提出し、審査を通過する必要があります。また、工事や導入が完了する前に業者等に代金等を支払った(いわゆる「前払い」)場合、補助金を受け取ることができません。必ず全てが完了した後で支払いをするよう注意が必要です。

申請期間は年度ごとに設定されており、定員に達し次第終了するため、できるだけ早めに申請することをおすすめします。申請に必要な書類には、改善前の写真・対策を行う場所の図面・見積書などが含まれます。書類の不備が出ないよう、あらかじめ必要書類を確認しておきましょう。

また、既に対策工事が行われている場所の修繕は対象となりません。たとえば「既に防滑塗床工事が行われている場所が劣化しているため再塗装する」「既に導入した機器が寿命を迎えたため買い替える」等の場合は補助金を受け取ることができません。詳しくは、「令和7年度エイジフレンドリー補助金Q&A」に認められるもの・認められないものの例が記載されておりますので、ご確認ください。

 

まとめ

エイジフレンドリー補助金は、高年齢者の働きやすい職場環境づくりを支援する制度です。岐阜県内でも、工場や倉庫の塗床工事にこの補助金を活用する事例が増えてきています。 防滑塗床や段差解消、手摺の設置など、安全対策は従業員の安全と生産性の両方に寄与します。補助金を上手に活用することで、費用負担を抑えつつ、安心して働ける職場を実現することが可能です。

岐阜県で工場・倉庫の施設管理についてお悩みの方は是非この記事を参考にしていただければと思います。後藤塗装では、工場・倉庫・老健施設の塗装工事から塗床工事、雨漏り補修、部分補修など様々なお悩みに対応しております。

 

導入にあたって、気になるポイントを詳しく解説します!

選ばれる理由 工事メニュー 施工事例 資料請求

Flow施工の流れ

お問い合わせから施工までの流れをご紹介します

  • STEP01

    ご相談・お問い合わせ

    お電話またはメールにてお問い合わせください。
    些細なご質問でもかまいません、お気軽にお問い合わせください。

  • STEP02

    現場調査

    設計図に基づいて調査を行い、工場・倉庫の劣化具合の診断を行います。
    経験豊富な診断士がどんな些細なサインも見逃しません。

  • STEP03

    劣化報告・お見積り提出

    現場調査で撮影した写真をもとに劣化診断報告書をご提出します。

  • STEP04

    ご契約

    ご予算やご要望に合わせてご用意したプランから、最も担当者様に適したプランをお選びいただきます。

  • STEP05

    施工スケジュール設定

    工場の稼働状況やスケジュールに合わせて工程表を作成し、施工のスケジュール設定を行います。

  • STEP06

    施工開始

    ご契約の際にご提出した規約のもと、経験豊富な職人による施工を開始いたします。

施工の流れの詳細へ

Questionよくあるご質問

建物の大きさにもよりますが、大規模修繕の場合2~3カ月、小工事の場合2~3週間ほどになります。

現地調査→見積作成→色決め等考慮すると、1カ月程度になります。

基本的には可能です。どうしても業務に支障が出る場合には、可能な限り支障が少なく済むよう対応をさせていただきます。

品質保証体制を確立しているため基本的には必要ありません。
足場解体前、気になる点があれば都度確認していただきます。

資料請求無料

会社概要やサービス内容を詳しく紹介した資料をお送りいたします。

こんな方におすすめです

  • 工場や倉庫をはじめとした大型物件のメンテナンスを検討中の方
  • 塗装や改修工事の相見積もり先を検討している方
  • 後藤塗装について詳しく知りたい方

お電話でも受け付けております

Tel.058-232-5791 受付時間:平日 9時~17時

ご相談やお問い合わせはこちら