パーテーション工事とは?どんなメリットがあるの?
今回は内装工事の中でも、「パーテーション工事」についてご紹介します。
パーテーション工事とは、オフィスなどのひとつの大きな部屋を仕切ることで複数のスペースとして使えるようにする工事です。間仕切り工事とも呼ばれます。
パーテーションを設置するメリットとは?
パーテーションを設置すると、様々な面で利便性や快適性が向上します。
主なメリットは以下の通りです。
・大きすぎる部屋を区分けすることで、業務ごと・部署ごと等でエリア分けができる
⇒エリア分けすることで、整理整頓ができ、部署ごとの所管が明確になるため情報漏洩の防止に繋がります。
・部屋を区切って小部屋を作ることで、少人数での面談等でプライバシーを確保出来る
⇒特に人事面談や採用面談をする際には、ただ広いだけのオフィスだと面談する場所がなく困ってしまうこともあります。遮音性のあるパネルで隔離された小さな打合せスペースがあるだけで、ちょっと人前で話しづらいことも話しやすくなります。
・空調の効く範囲の区分けができる
⇒工場や倉庫では天井が高く空間が広い建物も多いため、空調が効きにくくなりがちです。そこで、人の常駐するスペースをパーテーションで区切り、そこだけを冷やすことによって、全体を冷やすよりも効率的に適温を保つことができます。
・目隠しになる
⇒仕切りがないと、業務中に人の行き来や視線が気になったり、あまり不特定多数に見せたくない書類がある場合は置き場や扱いに困ることがあるかと思います。パーテーションで目隠しをすることで、周りが気にならず業務に集中することができます。
パーテーションにはどんなものがある?
上記のように様々なメリットがあるパーテーションですが、どんなタイプのものを設置するかによってもメリットの大小が変わってきます。
パーテーションには「設置するタイプ」と「施工して部屋に据え付けるタイプ」の2種類があります。それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。
設置タイプのメリット・デメリット
設置するタイプのパーテーションのメリットは、主に手軽さと安価さです。置くだけのものなので施工費がいらず、別のところで使用したくなったら移動できます。
デメリットは、天井まで届くようなものでないことが多いので、遮音性に欠ける点です。またデザインも施工したものほど見栄えの良くないものが多いでしょう。
施工タイプのメリット・デメリット
施工して部屋に据え付けるタイプのメリットは、遮音性・遮熱性と丈夫さです。天井まで塞ぐことができるので、内部の声や空気が外に漏れにくいです。
デメリットは、施工費がかかるため設置タイプに比べて高価になることと、壁や床に穴を開けて設置する場合があること、工法によっては移設が難しいことが挙げられます。何度もレイアウト変更をする予定がある場合は、移設しやすい設置タイプがおすすめです。
施工タイプの注意点として、消防法や建築基準法に定められた基準を遵守する必要があります。届け出が必要になる場合もありますので、必ず専門の業者に依頼し、よく相談して進めることをお勧めします。
パーテーションを活用して、快適な職場環境をつくろう
パーテーションで部屋を区切ることで、現状の働き方に適した職場づくりができます。建物を建てた時にはなかったニーズに合わせて内装を変えることで作業性は上がっていきますので、たまに現状を振り返って「もっと働きやすい職場にならないか?」を検討してみてくださいね。
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