4月より足場法改正!足場工事費が高くなる!?
2024年4月の足場法改正
2024年4月より足場法が改正され、以下の内容が変更されます。
- 一側足場の使用範囲が明確化されます
- 足場の点検時には点検者の指名が必要になります
- 足場の組立て等の後の点検者の指名の記録・保存が必要になります
これにより、4月からは足場工事費・人件費が高くなる可能性があります!
具体的に何が変わるの?
上記でご紹介した3つの改正点の中で、工事を注文されるお客様に関係してくるのは、
①一側足場の使用範囲の明確化 です。
足場には以下の2種類があります。
- 「二側足場」(にそくあしば、ふたかわあしば)または「本足場」(ほんあしば)
・・・足場板の両側に支柱が通っている足場。建物の周りのスペースに余裕がある時に使用されます。
- 「一側足場」(いっそくあしば、ひとかわあしば)
・・・足場板の片側(建物から遠い側)だけに支柱が通っている足場。建物の周りに余裕がない時や、障害物があって両側に足場を設置できない時に使用されます。支柱が少ない分、材料費・材料の輸送費・組み立てるための人件費が安く済みます。
4月からはこの安価な「一側足場」の使用範囲が「幅1メートル以内」(=狭くて二側足場を設置できない)または「障害物等で二側足場の設置が困難な時」のみとなります。
二側足場は支柱が多い分安全性が高いため、高くなるからと言って悪いことばかりではありませんが、少しでも安く済ませたい!という方は早めのお見積り・施工をお勧めいたします!